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近年、社会問題の一つとして大きく取り上げられている「モラハラ」とは、どのようなものなのでしょうか。名前は聞いたことがあるけど、モラハラとは何か分からない、どんな行為が当てはまるのか知らないという方も多いです。実際に家庭内で実際に起こっている具体例や、対処法をご紹介するので参考にしてください。

モラハラの意味

モラハラは、モラルハラスメントの略で、モラル(道徳)による嫌がらせ行為を差します。またモラハラは、相手を殴る・蹴るなどの肉体的な暴力ではなく、明らかに相手を傷つける言葉を発したり、態度によって精神的に相手を落ち込む行為のことで、家庭内だけではなく、職場や旦那・妻、結婚をする前の彼氏・彼女の間でも起きています。

夫が妻に対して行うモラハラの相談が多く、最悪の場合、モラハラが原因で離婚しているカップルも少なくありません。しかし、最近は、妻が夫に、結婚前の彼女が彼氏にモラハラをするケースも多く相談を受けており、家庭内トラブルの一つとなっています。

ただしモラハラを受けている被害者の中には、「自分が悪いから仕方ない」「人としてダメだからこうなっている」というように、自分に問題があると思い込んでいるケースもよく見られます。本来このような行為は、モラハラに該当するのですが、自分に非があると思い込み、自分を自分で精神的に追い込んでしまう方が多いというのもモラハラの大きな特徴です。また家庭内で起きている問題であるため、他人が干渉しにくく、離婚という最悪な自体にまで大きくなっていることが多いです。暴力は受けていないけど、夫から傷つくような暴力を受けている方は注意が必要です。もし少しでもモラハラの疑いを感じたら、早めに弁護士に相談することが大切です。

モラハラの具体例

それでは、実際に家庭内で起きている「モラハラ」の具体例をご紹介します。以下は、夫が妻に対しておこなっているモラハラを例にご紹介しますが、妻が夫に、結婚前の彼女が彼氏にという逆のパターンもあります。今ある、それぞれの立場に置き換えて参考にしてください。

「家事」や「育児」を否定する

家事や育児をしているのはほとんど妻、夫は仕事を理由に全く手伝おうとしないケースです。それだけでなく、妻がしている家事や育児のやり方に口を出したり、妻が行うことを全否定するようになるとモラハラに該当します。洗濯や掃除の仕方がなっていない、などと文句を言うだけでなく全てを否定するような暴言を吐く行為があれば立派なモラハラです。

給与や立場を比較して見下す行為

自分は社会で働いていて地位もある、一方で主婦(夫)として家庭の中にいる妻(夫)を完全に見下している場合です。特に専業主婦の妻を持つ場合に多く見られます。また最近では妻も、正社員ではなくてもパートとして働いているケースが多いにも関わらず、給与が低いことや社会的立場が低いことから、見下した態度をとることもモラハラになります。

気に入らないことがあると配偶者が暴言を吐く

妻の行動や発言した内容が気に入らない、という理由で「なんだ、コノヤロー」「なめてんのか」といった暴言を吐く夫も存在します。また外出する前の妻の支度に時間がかかり渋滞にハマってしまった、子供の成績が下がってしまったことに対して、暴言を吐く行為もモラハラに当たります。中には、様々な予定が重なり一日掃除ができなかったことに対して、許せず暴言を吐いたり物に当たったりする夫もいます。これらの行為もモラハラに該当します。

舌打ちしたり、無視する行為

気に入らないことがあると、汚い言葉や暴言を吐かないにしても、舌打ちをしたり無視する行為もモラハラになります。何か悪いことがあると、これ見よがしに溜息をついて相手を軽蔑する行為もモラハラになります。長い人では、このような状態が数日から数週間続くこともあります。

物にあたる行為

モラハラは妻を精神的に追い詰めるような言動だけではありません。物を投げるなど、物にあたる行為はモラハラになります。扉を必要以上にバンと強く閉めたり、物を投げる行為です。妻に直接投げて怪我をさせるという行為は、傷害罪になります。物を投げて威嚇するような行為は、脅し行為としてモラハラにあたります。

モラハラを受けてしまった時の対処法

もしモラハラを受けた時には、やるべきことが三つあります。

一つ目は、加害者である夫と距離を置くことです。まずは加害者である夫と同じ空間にいないようにすること、物理的な距離を置くことが大切です。加害者の夫は、妻を傷つけているという自覚がない場合が多く、被害者である妻がこれ以上被害を受けるのを防ぐためです。実家が近い人は、しばらく実家で過ごすなど夫と離れることが大切です。

そして二つ目は、弁護士など夫や妻以外の第三者をたてて話し合うことです。妻や夫のお互いの気持ちが落ち着き、冷静になった状態で話し合う場を持ちます。2人で直接話をしても、加害者である夫が逆上して話し合いにならない、ということもあるからです。

最後に三つ目は、裁判で話を進める場合に有効になる証拠を集めることです。実際にモラハラをうけた具体的な事実を日記として記録しておくことや、可能であればICレコーダーに言動を録音すること、メールやラインの内容を保存しておくことが大切です。相手から直接渡された指示書やメモがあればそれも残しておきます。具体的な証拠が集まることで、裁判にかけた時に有利になるからです。

まとめ

モラハラとは、夫や妻の発言や言動が原因で相手が精神的にダメージを受けてしまうこと、嫌がらせ行為のことです。直接的に暴力をふるうことがなくても、態度や言動で傷つける行為がまさにモラハラです。今回は、夫が妻にしている行為をみていきましたが、最近では妻が夫に、また結婚を控えている彼女が彼氏にモラハラをするケースも見られます。実はモラハラだった、ということが後から分かることも少なくありません。こうしたケースの多くは、モラハラを受けているということも自覚せず「自分が悪い」と自分自身を責めている場合も多い問題です。特に家庭内で起こっている問題のため、発見が遅くなっていることも事実です。これはモラハラかもしれないと思ったら、相手と一旦距離を置いてから弁護士などの信頼できる第三者に相談することが大切です。相談の際は弁護士法人キャストグローバルまでご連絡ください。離婚問題に強い弁護士があなたのお悩みの相談をお伺いいたします。

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